グラウンドに関する問題
グラウンドを確保するということはどのスポーツ業界に関しても問題となっています。例えば、野球の場合、河原で広大な敷地があったとしても、雨でコンディションが悪くなれば、たとえ雨が上がったとしても使うことはできず、それを決める権利は河原を管理する行政にあります。
全天候型のグラウンドというのは非常に限られており、特に野球に関しては雨が降ったら筋トレなどの限られたことしかできないというのが実情です。サッカーの場合はフットサルなどに置き換えて練習するなどができますが、都市部から少し離れた場所に多く、なかなか通いにくいという声もチラホラ上がります。野球やサッカーなどメジャーなスポーツであればさほど苦にしませんが、マイナースポーツを練習するためのグラウンドの確保は本当に大変です。
そのため、大学や高校などの場所を借りて行うケースがあり、大学が独自に敷地を切り開いて用意する場合もあります。結局、多くの人が利用する者に対して提供される傾向にあるため、すべての競技が平等に扱われることはほとんどありません。個人が気軽に利用できる場所があれば、スポーツの文化もますます広がることになりますが、そこまで手が回らないというのが現実としてあります。